ペルチェ素子ふたたび

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以前にも物珍しさからペルチェ素子はどういうものか試しました。
動力を使ったり、薬品をつかうのではなく冷却可能な部品として、興味を持っている人が多い。
機械部品や化学反応を使ったものと比べると、直流電気をと軽量な部品です。
通すだけで冷却や加熱可能な部品とですから面白い。
その程度の人間なので研究者ではありません。

ペルチェ素子には極性がありません。
40mm角のペルチェ素子から赤と黒のコードが出ていて(電源端子のプラスとマイナス)入れ替えるだけで吸熱面と放熱面が入れ替わるのです。
なので冷却させるだけではなく、発熱する電子部品としても使用する事ができるということです。
秋月電子から5枚買ったのがあり、あれやこれと実験しながら繋げていこうと考えています。

パソコンパソコン関係の電子機器もたくさんあるので、電源(直流)には心配することはありません。
まるっきり仕事がなくなり、こんな実験するにはもってこいなのだが、食うためにはお金がなければですが、竹やぶへ入って竹の新芽(破竹)やフキなどで腹をみたしている(^o^)

ただ単純に発泡スチロールの箱を使って実験しているだけなので、冷えるか温まるのかですが外気より5度下げたり上げたりは確かっこかています。
クソ暑いのにたった5度では普段と頭は変わらない。
これでは乱(ラン)狂(クル)だべー (-o:)

user.png ランクル time.png 2023/06/18(Sun) 03:11 No.142
Re: ペルチェ素子ふたたび
ペルチェ素子というのはどんな構造なのだろう?

(メーカーの説明)
N型半導体とP型半導体のそれぞれを吸熱部分の金属と放熱部分の金属で挟み込んだπ型と呼ばれるモノです。
吸熱部分の金属はN型半導体とP型半導体の両方に接しています。P型半導体は電子が不足している素子、N型は電子が余っている素子です。
まず金属と半導体を接合させると、キャリア(電子・正孔)の流れる道 に「段差」が生じます。この状態で電圧をかけると段差に向かってキャリアが流れてきます。すると、段差を乗り越えるために必要なエネルギーを周りから熱エネルギーとして吸収します。
このため、周囲の温度が下がります。(吸熱の状態です。)
反対に、半導体から金属へ移動する場合には、余分なエネルギーを周囲へ放出するため、温度が上がります。放熱の状態です。
その結果、片面は低温に、もう片面は高温になります。
一般的にエネルギー準位が高い部分からエネルギー準位が低い部分に電子が移動すると発熱の現象が起き、エネルギー準位が低い部分からエネルギー準位が高い部分に電子が移動すると吸熱の現象が生じることが知られています。

研究者でないから説明されても分からないが、なるほど‥‥‥‥

電圧をかけると冷却効果が生まれる電子部品であることだと判った。

稼動部が無く騒音を発生させない。フロンガスを使用しないので、ペルチェ素子の使用方法や性能について調べてみようと思うけれど、無理かも知れないが‥‥‥。

家庭用冷蔵庫は普通冷凍室:約-20℃
チルド室:約0℃~2℃
冷蔵室:約1~2℃
野菜室:約2~5℃
このようになっているから、小型冷蔵庫や室内クーラーまでは無理かもしれませんね。

片面が冷却され片面が発熱するという面白さは興味を引く。
発熱側と冷却側をどうやって分けるかも課題だ。
こんなにことやっていると命が持たんなぁ。
user_com.png ランクル time.png 2023/06/18(Sun) 11:25 No.143
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