無責任時代に呆れ果てる
電子掲示板(BBS、英語: Bulletin Board System)とは、コンピュータネットワークを使用した環境で、記事を書き込んだり、
閲覧したり、コメント(レス)を付けられるようにした仕組みのことです。
ネットの中にはいろんなことがありますねえ。
議論とは、その途中であり結論が出ていない方がふつうです。

■ 平成の大合併2014.1.31

市町村合併 という流れは、いったいどこから来ているのかというと、使いすぎた自治体の借金を何とかしなければならないというところからが最大の理由だといえる。
一般住民は、役所の行ってきた無駄遣いを解消する方法は、合併もひとつの方法だと思っている中で、平成大合併促進で補助金もあるということで、それなら都合がいいと単純に考えているところでもあり、役所に勤めている職員の安定した職業に多少の妬みもからまって、役所に無駄があると考えているから、合併で人員削減もよしと考えていた。

市町村合併特例法は「町村部店じまい法」だという反対派の意見です。
合併促進のために合併前の協議会の議論では、周辺部が寂れないような配慮がなされるといっていたが、分庁舎方式を止めて支所を無くす方向へ進んでいる。
役場以外に基幹となる職場があるところは別ですが、地方経済が疲弊してこれまでのような高度成長は夢のまた夢でしょう。
多くの町村は役場が基幹産業であり、これが無くなったり大幅に縮小されれば、青壮年層が住むことが困難になり、世代交替が出来ない寂れた地域になっています。
大店法が地域の商店・商店街を守っていたけれど、いつの間にやら消されてしまい、大手スーパーや量販店が商店街を潰していきました。
政治が国民を守るはずが、政治家を手先にして全国制覇を成し遂げたのがイオンなどでしょう。
自治体の合併は仕組まれた結果として、地域が店じまいするということになりました。

少子化は若者が住めない町にしたのが政治の精なのに、周辺地域に似たような施設は無駄だという意見から、教育施設の見直しといって学校や幼稚園が統合になる。
合併推進論者の提案は、その場限りで、町村の自治を軽んじ、効果効率主義に毒された人々が統合を成功させてしまいました。

「5軒の家があれば、それぞれにトイレも風呂も台所もリビングも、あるいは家によってはピアノの部屋も欲しい、ピンポンの部屋も欲しい、庭も欲しいという形で全部を揃えていこうとすることがいつまで続けられるか。5軒が一緒に住めば少なくとも台所やトイレやお風呂場が全部5つは要らないでしょう。」

2つか3つという形になれば、その余力で、ピアノルームが欲しいとか、あるいはオーディオルームが欲しいとかいう形で整備ができていくんじゃないか。
行政の効率化というのは行政の目指す方向だと表向きはいうけれど、ほんとうにそうやっているでしょうか?

4軒の家を一まとめにして一軒で住めば節約ですよ、などと言って実現させた平成の大合併は、目的とは大きくかけ離れた方向へ行っているように思えて仕方がない。
人形会館や吉備国際創生農学部、今度は食の拠点とかいっているけれど、上の例ばなしのようにピアノルームやオーディオルームのような箱物ではなく、道路や橋などに合併特例債を使わないことを容認している議会の異常さ。

淡路島のどこをとっても高齢化率が高く大変です。子供は都会で独立し、親は田舎暮らしという絵に描いたような光景です。
介護保険制度が自治体の仕事になっているが、生産・物づくりが経済を支える原動力とならなければ、自治体の真の力にはなりません。
合併賛成、反対さまざまな意見があったけれど、合併して9年もなってしまった。
大した議論もなく、将来に禍根を残すことのないようにと危ぶまれた事が現実味を見せようとしています。




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