何もその勉強もしていないのに、コンピューターは凄い。 いつかはそういう時代が来るだろうと、失業時代に退職金で遊び呆けていたときに、京都電子専門学校の入学案内の電車内の吊り広告をみて思っていました。 それから何年も経ってから帰省して脱サラして、ゼニもないからコンピューターなど無理でした。 それでも新しいモノに憧れる気持ちは失っておらず、ファクシミリや携帯電話器は飛びついて買いました。 そうこうしていると松下と富士通が共同出資して作ったパナファコムという会社が、エポエースという簡易言語が使えるビジネスパソコンを販売した。 松下から C-180 という機種で、上下2つの5インチのフロッピーディスクを使い、容量に限りがあるので差し替えながら使うものでした。 基本ソフトまEPOACEという簡易言語ですが、プログラムは自分で作らなければならないので悪戦苦闘しながら何とか使えるようになるまで半年ぐらいかかりました。 コンピューター処理といっても、基本的には表計算で何枚もの表データをどう処理、集計するかですのでこれがまた面白く、無駄な時間を費やすことになりました。
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